家でのトレーニングと言ってまず思いつくのは『腕立て伏せ』や『腹筋』といった自身のカラダこそあれば行えるトレーニング、いわゆる自重トレーニングであろう。
しかし、自重トレーニングは自身の体重に慣れてきてしまうと更なる負荷は求めづらいものである。
そこで、今回は“腕立て伏せ”による自重を活かしながら筋力UPが期待できるプッシュアップバーを使って行う胸トレのメリットについて紹介するよ。
プッシュアップバー
プッシュアップバーは腕立て伏せを行う際に使用する。
プッシュアップバーを使用することで主に以下のことが期待できる。
- 大胸筋のストレッチ向上
- 手首への負担軽減
- 広がるバリエーション
大胸筋のストレッチ向上
通常の腕立て伏せでは腕を屈曲した際にカラダが床に当たってしまい、胸のストレッチを最大限に広げれないということがある。
これは筋肉の可動域を狭めてしまっている状態である。
さらに言うと胸が床に当たってしまうということはそこで一瞬、胸筋への負荷が抜けてしまうかつリズミカルではないため1回1回床に胸を当てるという人はなかなか少ないだろう。
ということはやはり、胸へのストレッチは最大限かけられていない状態であると思われる。
また、トレーニングとしてはなるべく連続して負荷を与え続けたいものである。
そこで、最大限のストレッチで胸を活躍させてくれるのがプッシュアップバーである。
プッシュアップバーを使用する事で、手から床までに距離が生まれ、床面に胸が当たることなく肘を最大屈曲することができる。
床に干渉することなく胸を最大限張れるということは、いつも以上にストレッチを掛けることができ、筋肉の可動域を最大限に引き出せるという事である。
もちろん筋肉は狭い可動域でトレーニングを行うより広い可動域でトレーニングしてあげる事でのびのび動くことができ、豊かに育つというわけである。
手首への負担軽減
通常の腕立て伏せだと掌を床面につき、手と前腕が直角になってしまうことで負担が手首に集中して痛みを生じやすくなってしまう。
手首が柔らかい人は問題ないかもしれないが、私は手首の関節が固く腕立て伏せの姿勢で毎回手首が痛くなっていしまっていた。
しかし、プッシュアップバーはグリップを握る事で前腕から手首、手部にかけて床面に対して垂直となる形を作ることができるので手首への負担はかなり軽減される。
もちろん、握る際に手首を手の甲側に反ってしまうと通常の腕立て伏せと同じように手首へ負担が掛かってしまうので気を付けよう。
広がるバリエーション
プッシュアップバーを用いた場合でも通常の腕立て伏せと同じように、手を置く位置によって大胸筋の鍛えたい個所を変えることが可能であり、手首への負担も軽減できる。
- 鍛えたい個所…手の位置
- 通常…肩幅ぐらい
- 大胸筋外側…ワイド:肩幅より広め
- 大胸筋内側…ナロー:肩幅より内側
- 大胸筋上部…デクライン風:頭側かつやや頭下でお尻上げるイメージ
- 大胸筋下部…インクライン風:みぞおちのライン
といった具合いで様々なやり方に対応できる。
手を置く形としては”ハの字”だったり下部を鍛えるのであれば”逆ハの字”も有効だ。
おすすめ
グリップに傾斜がつけられていることでより手首への負担を軽減できる。
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防滑性ラバーで床面との滑りを抑えられるため、どのような幅でバーを置いたとしてもしっかりグリップしてくれるため、安心してトレーニングを行うことができる。
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まとめ
腕立て伏せやを続けることで間違いなく筋力はアップしている。
しかし、筋肉というモノはマンネリ化や慣れにより思うように気持ちが入らなかったりする。
そうした中でプッシュアップバーといった筋トレサポートグッズを取り入れることで筋トレのバリエーションや可動域の幅を増やすことで筋肉に新しい動きと新しい刺激を与える事ができる。
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